真宗大谷派の本山で、真宗本廟といい西本願寺と区別して一般に東本願寺と呼ばれている。
本願寺は文永9年(1272)宗祖親鸞(しんらん)のむすめ「覚信尼(かくしんに)」が、東山大谷の地に仏堂を建て、親鸞の御影(ごえい)を安置した時にはじまるが、室町時代第8代「蓮如(れんにょ)」の時代に教団は飛躍的に発展し、戦国時代には大きな勢力となって織田信長にも対抗した。
豊臣秀吉は、六条堀川の地に本願寺を再興し、ついで徳川家康は慶長7年(1602)この地を寄進し、第12代教如(きょうにょ)が堂舎を建てて本寺がはじまった。
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